去りゆく2022年夏☀・メキシカンスィートハーブについて。

こんにちは^^!お元気ですか?アグア・デ・イエルバです。こちら宮崎県では暑さもピークを過ぎ、日ごとに涼しくなってきました。

森のハーブ農園にある栗の木には青いイガの実がたくさんなっています。蝉の声にかわりトンボが農園を優雅に飛びまわっています。朝晩も涼しくなってきていて、秋はもうすぐそこの雰囲気です。

四季の中で秋が大好きな私は、ひそかに気分が高揚してきています。風に揺れるススキの穂や、色とりどりに変化する木々の葉、紅の夕焼けに、夜には円い月の下できこえる虫の音、暑さも寒さも感じることのない空気のなかで自然な自分でいられる解放感と、それでいて哀愁を感じたり……栗やさんまなどの食べ物も美味しいですよね~ちょっと気が早いでしょうか^.^

日本は季節の移り変わりが体感では厳しいですが、春・夏・秋・冬の四季を五感で感じることができる希少な国だと思います。みなさまはどの季節がお好きでしょうか🍃🌬

さて今回は甘味料になるハーブ、メキシカンスィートハーブ(リッピア)についてお伝えしたいと思います。

メキシカンスィートハーブは、メキシコ・中央アメリカ原産半つる性常緑低木です。クマツヅラ科で、和名はアマミコウスイボク(甘味香水木)。その名の通り、葉っぱには砂糖の1000倍の甘味成分を含んでいて、中央アメリカやメキシコでは甘味料として昔から使われてきました。

園芸店でこのハーブの葉の香りを嗅いだときに、コスタリカの農場に滞在していたときの記憶がよみがえりました。

←葉は硬くざらざらです。花は小さく、咲き進むと円筒形になりおもしろい形。寒さに弱いため、冬越しできるでしょうか。

花壇やグランドカバーとして園芸でも人気があり、苗を園芸店でも見かけるようになりました。今まで気づかなかっただけかもしれませんが(-_-;)

ボランティアとして滞在していたエコファームのノエミおばさんが、裏庭から“グァニラマ”という薬草らしい香りのする葉っぱをたくさん摘みとってきてお茶を煎れ、「お腹の薬だよ。」と言って、いつも飲んでいたあのハーブでした。近所のお宅の庭先でもよく見かけていたように、中央アメリカ付近では、家庭でも民間療法として現在でも親しまれているのです^^

葉は、乾燥させても生でもハーブティーとして楽しめます。他のハーブとブレンドをして、甘みを味わうことも出来ます。青臭さが気になる場合は、煮出したり乾燥させたものを使うと飲みやすくなりますよ。気管支疾患や入眠に効果的です。

乾燥させたメキシカンスィートハーブの葉と水を入れ、弱火で30~40分煮詰めて、茶こしなどで漉すと、甘味料シロップが出来上がります。糖分の取りすぎによる糖化が気になるときに、お砂糖の代用となります。

!樟脳の成分を含むため、お茶・シロップ共に常用は控えめに。

→ステビア・自然の甘味料として、清涼飲料水などにも配合されています。

食品添加物として認めていない国もあるそうです。こちらも常用は控えてください。

ステビアは砂糖の300倍・リコリス(甘草)は砂糖の50倍の甘味を感じる成分を含みます。糖化による老化や身体の不調が話題になっているこの頃ですが、これらのハーブを利用するのもひとつの策かもしれませんね。

また、老化や身体の不調の原因のひとつとなっている、AGE(終末糖化産物)を排出するハーブは、ヨモギ・カキノハ・ドクダミなどです。

ぜひ取り入れてみて、健康な日々をすごしてくださいね。

最後まで読んでいただいて、ありがとうございました!

ではまた~✧Gracias! Agua de Hierba でした✧

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